i-Construction
今後、日本において生産年齢人口が減少することが予想されている中、建設分野でも生産性向上は避けられない課題となっています。
この課題に対し、2016年には、国土交通省より、測量から設計・施工・検査・維持管理に至る建設業界の生産性向上にICTを全面活用する[i-Construction]が提唱されました。
エーアイ企画設計では、このi-Constructionの推進をお手伝いしています。
ICT化や部材の規格の標準化等全体最適の導入によって、建設現場における一人ひとりの生産性を向上させ、企業の経営環境を改善、建設現場に携わる人の賃金の水準向上を図るとともに、安全性の確保を推進していく取り組み。
簡単にいうと、ICTを全面活用することで3K(きつい、汚い、危険)と言われていた従来の建設業界のイメージを払拭し、新3K(給与が良い、休暇がとれる、希望が持てる)の魅力ある現場に劇的に改善しようという考えです。
i-Constructionを行い、ICTを全面活用することにより、生産性を大きく向上させることができます。その流れに取り残されないよう、早い段階からICT導入を行っていく事が重要になります。
ICT導入で変わること
・従来の測量方法では数千地点の測量に1週間以上かかってしまう
⇒ドローンを活用することで、数百万地点の測量を15分で完了できる。
・測量後にデータ使いやすい形に加工したり、設計・施工計画時には必要な計算を計算する必要がある
⇒ドローン撮影したデータから3Dデータを生成することで、土量の自動算出が可能
・施工後に様々な検査が必要で大量の書類を書くはめになる
⇒ドローンによる件さで、必要な項目を削減し、書類も大きく減らすことが可能
・データの読み方に経験が必要となり、建機を操縦できるスタッフが限られる
⇒建機に必要な3Dデータを提供することで、経験の浅いオペレーターや女性オペレータでも正確に安全に建機が操縦できる。
i-Constructionによって、作業の効率化だけでなく、施工品質の向上も期待できます。
そういった背景から、今後の建設業界では、ICT機器の導入・活用は欠かせない状況になってきます。
昨今では、ICT建機のレンタル導入が進み、少人数での作業が可能となってきているため、中小企業でも建設業界へと参入しやすくなってきています。
ユーアイ企画設計では、これらICT導入のお手伝いや、ICT建機を効率よく使うための測量データの作成など、様々な取り組みでi-Constructionを推進しています。
建設現場の効率を上げたい、i-Constructionを推し進めたいが何から始めてよいかわからないとお困りの方は、一度ご相談ください。